2015年10月6日火曜日

料理アーカイブ 魚介編

お久しぶりです、大分寒くなってきましたね。

料理の記録をどこかに残しておこうと思いまして、
少しずつ纏めています。

今回は魚介の料理を。

よかったらご覧下さい。

料理アーカイブ 魚介



*******************************

オススメ

spangle call lilli line - azure

*******************************

2015年8月18日火曜日

おと な り

生活音が好きで、

聞こえると息を潜めて、

耳をそばだててしまいます。



包丁の小気味よいリズム、

ドアをばたんと閉める音、

ご機嫌な鼻歌。



他人の存在が近くに、

ただ、『ある』と、

知覚出来るのっていいもんです。


そのくらいの距離感、好きです。



そういう映画がありましてね、

V6の岡田君と麻生久美子がお隣同士で、

生活音がきっかけで展開していくラブストーリー。


内容は結構チープなんですが、

コンセプトを気に入って観た事があります。


興味をもたれたら、是非どうぞ。



それでね、どうしてこんな話をしたかっていうと、

最近冷蔵庫を開いたらね、

牛乳と梅酒が隣り合っていたんです。


一人でお酒を飲まない上に、

甘いのが苦手なので

ずっと残されていた梅酒。



どうせ減らないからと、

何となく牛乳で割ってみたんです。

梅酒:牛乳=1 : 4~5 くらいで。



そうしたらなんとまぁ、なんとまぁね、

なかなかにいけるんですよ。


そもそも杏仁豆腐はアーモンドに牛乳ですし、

バラ科×ミルクの相性は結構いいみたい。


だまされたと思って、是非どうぞ。

夏の起き抜けの爽やかジュースとして、

最近よく飲んでいます。



たまたま隣にあったというそれだけなんですが、

合わせてみると結構いいもんってありますよね。

偶然性に期待してみるのも、たまにはね。


勿論、GOサインは勝算があるから出すんですが。



チャンスを掴むって、多分こういう事。




********************************************

おすすめ

阿部芙蓉美 - 革命前夜


********************************************

2015年5月9日土曜日

繋がる

料理を作っている時に
その流れからはじき出されてしまうもの。






















例えばバーニャカウダソースの牛乳。

ニンニクを茹でる際に、
臭み消しとして
お湯ではなく牛乳で処理します。

しかしながら茹でた後の牛乳は
普通は使わないんですよね。

とは言えね、

一口舐めたら

これがまぁ
大変に旨味が詰まっているんです。

折角だから

バターと小麦粉を炒めた所に
少しずつ加えていって、

クラムチャウダーのホワイトソースに。






















にんにくの臭みがなくて、
旨味だけがぎゅっと詰まったスープ。

甘くて大変美味しかったです。



バーニャカウダソースは、
沢山作っても毎日では飽きるので、

バルサミコ酢と合わせてドレッシングに。





















メインは海老のパスタですが、

頭と殻を捨てずにコトコト煮込んで
ソースに使ったら絶品だったのです。

殻と、海老味噌の出汁。

思い浮かべただけで
よだれが出るでしょ?

煮込んだ汁は半分残しておいて、
味噌汁に。




















いうまでもなく、
旨いわけですよ。

最近手羽元を酢醤油で煮て、(写真一枚目)
良い煮こごりが出来ているので、
次はそれを何に使おうか、
楽しく悩んでおります。

調理中に出る副産物は、
なかなか用途が見つからないかもしれませんが、

美味しさが詰まっている事が多いので、
何か出来ないか考えてみると楽しいですよ。



*****************************************

おすすめ
afro celt sound system

*****************************************

2015年5月4日月曜日

冷や麦

始めました。



























夏ですね。



********************************************************

おすすめ

ザ なつやすみバンド  -  天の川

********************************************************




お弁当

GWという事で、

行楽に出かけました。


行楽、と言えばお弁当。



と言う訳で作ってみました。

行き先は田舎で

周りに食事処がなかったので。




















真ん中にぽっかり開いているのは、

朝ご飯をしっかり摂らなくて、

待ち切れなかった食いしん坊のフライング。



蓋を開けた時に広がる

『鮮やかな色とワクワク感』

というお弁当の醍醐味。



それが全くの皆無の

年寄り臭い茶色の弁当だったのですが

売れ行きは好調で、


「帰ったらまだ家にあるから。」

と言ったら僕の分までぺろりと攫われてしまいました。



有難いものです。



自分が料理をやるのは

料理というおもちゃが楽しい、

というのもありますが、



こういう人間らしさに触れる為の

手段だからなんだな、と。





*********************************************
おすすめ

寺尾紗穂 - 楕円の夢

書籍 愛し日々 も一緒にどうぞ。

*********************************************


2015年4月24日金曜日

春は貝が美味しい

理由は産卵期に向けて
栄養を蓄えるからだそう。

という訳で、

最近は貝をよく食べています。

ベーコンではありません、
今度こそ貝です。


勿論旬だから、
というのもあるのですが、

夜のスーパーでは安売りしていますし、

剥いて切るだけで
メイン料理になりますし、

なんと言っても生きているものを
自分で処理するので、

海辺やよっぽどの所でない限り、
お店で食べるよりもずっと美味しいんです。

こんなに違うものか、と、
今まで食べていたものはなんだったのか、と、
感動しきりです。

そんな具合に貝が美味しいものだから、
お酒もついつい進んでしまいます。

普段一人ではほとんど飲むことはなかったのですが、
最近は週に一度は一杯やっている気がします。

これはいけませんね。

全ては貝の所為なんです。






















こちらの写真は…

・筍ご飯
・筍と山独活の酢みそ和え
・山独活のきんぴら
・白ミル貝のお吸い物
・マボヤの刺身
・白ミル貝の刺身
・白ミル貝の肝のポン酢漬け

白ミル、
それなりの高級ネタでおなじみですが、
市場価格は場所を選べばそんなに高くはありません。

濃厚な甘さとこりっこり歯ごたえの刺身に
上品な旨味のお吸い物、

それからなんと言っても
ふっくらでとろける肝。

これですよ、
もうね、どうしましょう。

それから何となく買ってみた山独活。
酢みそ和えは春の苦みと食感が楽しい嬉しい無難な美味しさなのですが、

全く期待していなかった皮のきんぴらが
これもたまらん旨さなのです。

毛だらけで灰汁の強そうなアレがですよ、
なんとまぁ、

なんとまぁですよもう。


日本酒もってこーい!


ですよ。


そしてお次は

・ほうれん草の白和え
・鯵のぬた
・茄子の胡麻和え
・鯵のお吸い物
・皮、鯵、北寄貝の刺身






















皮は、名前を言えば
オーストラリアから怖い人がすっ飛んでくる
タイプの皮ですから、
名前は伏せさせて頂きます。

所謂皮下脂肪ですね。
甘みがあって美味しいのですが、

如何せん脂肪ですので、
沢山はいいかな、
という感じでした。

美味しいんですけどね。

鯵のぬたは、
思わず「ぷしゅー」などと
口走りそうになりますね。

OLでもないのに。


そしてそして北寄貝。

この貝が私に

貝を買いなさい、
そうです、
貝を食べるのです。

と導いてくれた子なんです。

貝ひもヨシ、
貝柱ヨシ、
当然身もヨシで
三拍子揃ってもうたまらんのですよ。

こんなに甘かったっけ、
柔らかかったっけ、
いままでお店で食べていたのはなんだったっけ、

とそれはもう衝撃が走ったんです。

いいですよね、貝。

次は何にしようかな。


2015年4月17日金曜日

そこには全てがある


後片付けは面倒なものです。

忙しい時にとりあえずご飯は作って食べたものの、

洗い物は出来ずにドタバタと家を出てしまう。



そんなこと、

よくありますよね。



…いや…たまにね

たまーにありますよね。



そんな日は帰ってくると、

キッチンにそのままに置かれた調理器具を見て

何ともうんざりしてしまいます。



とてもじゃないけれど

洗い物をして、

新しく料理をして、

また洗い物をするなんて…



せめて…


せめて…


出かける前に…

調理器具を…

水に浸けて…



…おかなくて良かったぁ!!!!

グッジョブ自分!

えらい!(だらしない!)

天才!(不潔!)




という訳で…

ずぼら飯、やってみよー!


使うのはこちら

・ミニトマト 8個

・茄子 1本

・新玉葱 1/2個

・使用済みフライパン 1つ

・チキンソテー 1/2人前

・パプリカ 赤・黄 少し

・お酒(調理用の日本酒)

・塩

・胡椒

・ご飯 1-2人分



まずは野菜を切りましょう。

ミニトマトは半分に、

新玉葱、パプリカは荒みじん、

チキンソテーも一口大に、

茄子は1cmの輪切りに。



さて、出かける前に使ったフライパンを火にかけます。

このフライパンはね

ふふふ…

ニンニクを擦り込んだ鳥もも肉を焼いたものなんです。


ニンニクともも肉の旨味!

鳥皮の脂!

それから塩胡椒が詰まった完璧の調味料!



そう…桜の下には死体が埋まっているように(?)

フライパンの底には全てがあるんです。

美味しいを構成する要素…全てがね!



はい、そんな訳で、

フライパンの上の脂が溶けたら

茄子と新玉葱を入れます。



2つの野菜に脂がからんだら調理酒投入。

フライパンの底にこびりついた旨味をこそげていきます。

この旨味、火が強いと焦げてしまうので、

最初は弱火でやるといいかもしれませんね。


旨味が十分に調理酒に溶けたら、

ミニトマトとパプリカを入れて、

煮ていきます。


ミニトマトがしんなりとしたら

ご飯と鳥ももソテーの残りを入れて、

塩胡椒少々。

ソテーの分を考えて、少しだけ。

水気がなくなるまで煮詰めます。


そうしたらはい、

パエリアみたいなのができました。






















味付けが最初からほぼ終わっているようなものなので、

かんたんかんたん。


ソテーの旨味に

野菜の甘みも加わって美味しい。


そのエキスを茄子がしっかり吸って、

噛むとジュワッと来るのがたまらん。



カレーの残りを鍋からこそげて作るピラフだとか、

お客さんには出せないけれど、

こういうのはなんだかんだで美味しいですよね。



ずぼら最高です。



ただね、

やっぱり食中毒が怖いので、

なるべく冬限定かな。


…なるべくね。



便利な魔法の言葉を叫んで締めましょうね、


さん、

はい、


自己責任!






********************************************

オススメ

gossip - pop goes the world


********************************************



2015年4月14日火曜日

かわいいは…

作れる!

という言葉がありますが、


作ったかわいさよりも






やはりそのままでかわいいのが、

一番いいですよね。






















というわけで、

素のままの白魚(しろうお)がいたので

連れて帰って来てしまいました。



目と口が黒くはっきりしていて、

スマイリーのような顔で大変かわいらしい。



九州では春の風物詩でして、

これを三杯酢やらで生きたまま踊り食いするんですよ。



口の中でうごめくのは

自分の舌だけで結構ですから、


人工海水でも作って

ずっと眺めていたい気持ちに駆られます…


しかしね…



そう…


かわいいというのはね…





美味しいんです………よ!



















はい、ですからかわいい白魚はですね、


さっと茹でまして、

菜花の酢みそ和えと

竹の子ご飯に参加して頂きました。


新鮮でふかふかの白魚、

この時期ならではです。

卵料理に入れても、

生きたままお米と一緒に炊いても美味しいですよ。




旬の竹の子は

ほろ苦さと

それから

とうもろこしの甘さがあって

これもいい。




歳をとった為か

最近は和食の家庭料理が食卓に並びます。


















今までなかなか作れなかったのですが、

少しずつ出来る事を増やしたいものですね。



次の日はメインを柚庵焼から照焼きにしましたが、

柚庵や照り焼きソースを口に入れると、


この国に生まれて良かった

としみじみ。




中華を食べれば中国があって良かった、


カレーを食べればインドがあって良かった、


となんでも感謝する質ではありますが、ええ。




有難いものですよ。




なんでもね。






***********************************************

オススメ

コトリンゴ - falalafala

***********************************************


2015年3月30日月曜日

progress


「左肩が上がるぞー!」

ということで

快気祝いにステーキなるものを買ってしまったのですが、
(シールよ、今夜もありがとう)


春の陽気に誘われて

盛りつけのバランスが

どこかへ行ってしまいました。



しょうがないよね。

春だもの。
























マスタードが予期せぬ場所に落ちてしまって

それだけでしばらく笑っていました。

春ですから。



ずっと探していた

理想の模様って

もっと!

ずっと!

カッコよかったけれど!



ぬぁん!そこじゃない!




****************************************
オススメ

(今日は勿論)kokua - progress

****************************************


2015年3月26日木曜日

春の旬のもの

春は貝が美味しい。
理由は知らないけれども。


それからキャベツや玉ねぎなんかも甘みが強くなる。


こういう季節物をぱっと取り入れて
料理を作っちゃうなんて素敵だと思うんです。

例えば春野菜とあさりでスパゲティーなんてどうだろうか、
それはもうきっとね、幸せになれるはずなんだ。

そう思って料理をしていると昔の事を思い出した。



1年ほど前の事、
買ってきたあさりの水抜きをしていたら、

一つ一つ違う貝殻の模様だとか、
水管をだらんと伸ばしたり
たまに水を吹き出したりしている様子が
あんまりにもかわいくて、

思わず飼いたくなって料理せずに1日眺めていた事があった。
(結局『かわいいは…おいしい!』だとか言って食べてしまったけれど)

のはさておいて、
(あさりは、かわいいんですよ)



もう10年も前の高校生だった頃に
クラスの友人宅に遊びに行った時のこと。

同じ県内でも彼の家は片道三時間かかるところにあって、
別のクラスメートと二人で横浜で待ち合わせて電車で向かった。


ビル群だった景色がみるみるうちに緑に変わって、
『きちゃいましたねー!』
などと言ってはしゃいで、
すっかり小旅行気分で。

電車を降りて徒歩30分、
友人宅についた。

それから近所の山に登って
駆け回るリスに驚いたり、

初めての恋愛シミュレーションゲーム(ときめきメモリアル)で
友人と女の子の趣味が合わず、
いろんな子に手を出しているうちにバッドエンディングを迎えたりと、

大変愉快な日だった訳ですが、


ゲームの途中で友人が出してくれたのが
あさりのパスタ、ボンゴレビアンコだった。

高校生の友人が、料理を、
しかもパスタなんてどこのオシャレボーイだと、
目を丸くして驚いた記憶がある。



ずいぶん昔の事だけれど、
あさりと言えば思い出す懐かしい話です。




そんなことをぼんやり思い返していると
パスタも茹であがってきたので、

ソースに絡めてはい完成。

















乳化もしっかりできて、
いい具合です。

春野菜の柔らかさも甘さもいいし、


…旬のあさり?


いえね、ベーコンはね、
いつ食べても美味しいんですよ。





それにしてもときメモで当時誰に狙いを定めたかがどうしても思い出せない。
男前でショート、ハスキーボイスだったはずなんだけれども。
友人はザ・ヒロイン系の子だった気がする。

*追記

多分神条さん












主人公1人で牧原さん、御田さん、神条さんにアタックするもんだから
そりゃもう好感度が上がるはずもない。
(http://www.konami.jp/products/tokimeki3/info.html より)

**********************************************

おすすめ
4hero - something nothing

**********************************************


2015年2月11日水曜日

高野豆腐


味噌汁はいい、とてもいい。
出汁と味噌のアミノ酸、
適度な塩分、
野菜を効率よく摂取できる、

まさに労働者にあつらえ向きな
よく考えられた料理だと思う。

休日の朝、
ご飯も炊いてない、
冷蔵庫に野菜もない、

そんな日は味噌汁だ。

前日にお茶を沸かした鍋をさっと水で流して、
新しく水を200cc
顆粒の出汁をさっと加えて

沸騰したら節そうめんをわさっと入れる。
これね、素麺を作る時に
棒に麺を引っ掛けて伸ばしていくんですが
(手延べそうめんとかいうじゃない?)

それの、丁度棒に触れていて伸びなかった部分なんですよ。
そんな訳でミカヅキモみたいな形をしているのですが、

独特の食感があって美味しいし、
茹で時間が非常に短いので
時間を掛けずに炭水化物が欲しい時に重宝しています。

それから乾燥わかめをばきばき割り入れて、
最後に味噌を加えて完成。

折角だからゴマも掛けて、
さぁいただきます。

汁をすする時、
日本人に生まれて良かったと思う。

シリアルに牛乳を入れて食べるより、
こっちの方が好きだな。

なんて幸せに浸って食べていると、
もう少しタンパクが欲しくなった。

冷凍庫にあるのはチーズ、
冷蔵庫もチーズ。

…ちょっと合わないよな、
と思ってラックに目をやると

チーズ…に似ているけど高野豆腐。
普段は水に戻してから使うのだけど、

味噌汁温かいし、
しばらく浸しておけばいけるかな、
いけるいける!

と、自分に言い聞かせて、
小さいのを8個程入れてみる。

しばらくすると箸で押してもしこりが無くなる。
いけるじゃないか、
いやー流石乾物さんですよ。
わかめといいあんたといい使い勝手がいいねぇ。

そんな具合に有り難がって口に放り込む。

するとおや?…高野豆腐が…まずい…
すっかり酸化しているようで、

げんなりしながら
googleに「高野豆腐 酸化」
で検索してみる。

真田さんからこんな答えが。
"日付が古くなったもの、もしくは保存状態があまり良くなかったものであると考えられます。高野豆腐は大豆を原料とした製品ですので、商品が劣化してくると大豆の油分が酸化して臭いが発生することがあります。この場合は賞味期限内であってもお召し上がりにならないで下さい。"

アーハーン?
乾物って結構持つものだと思っていたけれど、
そうか、大豆は油あるから
足早いのね、
妖怪の所為なのね。
そうなのね。

そんなわけでね、

ふしそうめんの味噌汁はお手軽だし、
乾物は便利だし、
高野豆腐は早めにたべよう!

て事ですね。

あー代わりに煮干し食べよう。
そうしよう。

*************************************

おすすめ
daughter - youth

*************************************

2015年2月5日木曜日

空模様

サッポロからクラフトビールがでるというので、
思わずぽちってしまいました。

















左からデュンケル、ヴァイツェン、ピルスナー。

サッポロらしくないデザインと
空模様というシリーズ名、

それから名前も

月夜のデュンケル
陽ざしのピルスナー
流れる雲のヴァイツェン

なんとなくイメージの湧く枕詞も付いていて、
本気なんだろうな、と。

現代人は脳で食事をしている人が多いから、
こういうのが売れるのかも知れない。

もっとも、サッポロは白穂乃香だとか
エーデルピルスなんかを作ってきているので、
味も美味しいんだろうな。


1人ではほとんど飲まないので、
味が落ちないうちに誰かを招いて飲みたいものです。

誰かひょっこり現れてくれないだろうか。


****************************

おすすめ
 spangle lilli call line - nano

****************************





ひきだしにテラリウム

少し前に「記号を食べる」で話題になっていた
九井諒子さんの「引き出しにテラリウム」を読みました。

一話を1-3分くらいでさらりと読めるショートショート。
はっとしたりくすりと笑ったり。

大きくはない、小さな心の動きが欲しい時にちょうどいい作品でした。

WOWOWのパンとスープとネコ日和だったり、
最近こういうのをよく求めていて、
歳を取ったなぁと感じます。

****************************

おすすめ
yeye - morning

****************************

2015年2月1日日曜日

My neighbor and the barbed wires

Recently, someone moved in next door.
Next day, I found the barbed wires fitted to the fence, which was in front of the door of my house.
Because of the danger of being injured by the barbed wires,
I wrote a letter to my new neighbor to remove it.

That evening, the bell rang.
Upon opening the door, a lady stood in front of me.

She introduced herself, and gave me a chocolate made in the Republic of Lithuania.
She is Lithuanian!

After greeting each other, she promised to remove the barbed wires.


Now, there are some panels for blinds on the fence instead of the barbed wires.



Was it common that the barbed wires were used to prevent crime in the old communist bloc countries?
















********************************
おすすめ
DIRTY LOOPS - Rolling In The Deep

********************************

牛すじのスープ

冷凍庫整理を兼ねて、
今日はスープを作りました。
(カチカチに固まったペプシコーラは…見なかった事にしたよ。)

霜が張った冷凍庫の一番奥底から牛すじの塊を取り出して、
生姜とネギと一緒に鍋でコトコト。
お酒も忘れずに。

臭みが取れたら
お湯を捨てて、

ゴロゴロに切った人参
しなしなの大根(あれだ、汁を吸いやすいかも知れない)
ざく切りのたまねぎを入れて、

それから中途半端に残っていたキャベツ、
君もだ。

あとは忘れちゃいけないニンニク。
芽が出てきていたのでごろっと3つ。

クミンも残りの全部入れよう。
あとはローリエ、ローズマリー。


蓋をして20分。

待っている間は
最近ギリシャ人から教わったパワーメタルを。
彼は最近ライブに行ってきたらしい。

Primo Victoria
https://www.youtube.com/watch?v=IrJAwCBbnuc

sabatonというスウェーデン出身のバンドの曲で、
ノルマンディー上陸作戦を歌った曲なんだとか。

通常のメタルは
古代の神話とか戦争を題材にして
歌う事が多いらしいのですが、

sabatonは近代のものを取り上げるそうで。
ほーん、今度D-dayについて勉強してみよう。



はい、そうこうしてたら首も痛くなってきたので、
鍋のふたを開けると良い感じ。
おたまで切れるくらいに柔らかい牛すじ。
これですよ、これ。

先に炊き込みご飯作ったし、
あぁもうこのまま醤油とみりんで甘辛く煮てしまいたい。
カレーの香りも…混じっているけれども!

それはさておき、
パプリカの粉を適当に入れて、
それからターメリック、コリアンダー。

5kgの塩の大袋に手を突っ込んで、
一握りさらって
塩をふる。

多いかな、と思ったら、
手に余った塩は流しにほいっ。

もったいないけれど、
使い切れなさそうなので…。

なんで5kgも買ったんだかね…。

おたまでかき混ぜたら、
味見をば。

ちょっと物足りない。

あれだ。


そう、トマトペースト。


カゴメからでてるんですよ。

何か物足りないときに、
役立つアイツ。

いいヤツですよ。

もう一度かき混ぜて、
再び味見。

今度はばっちりなので、
器に盛って、

放っておいたらすっかり乾燥して色褪せたパセリを掛けて
(こいつにも鮮やかな緑だった時があったんだよ…)



はい完成。


















パプリカの旨味の強い、
ブルガリアっぽいスープ。


昔を思い出す味です。


根菜の滋味深さと、
牛すじの旨味がほっとさせてくれました。

冬の定番になりそうです。



今度久しぶりにちゃんとしたブルガリア料理作ってみようかね。

そうしよう。