2013年6月22日土曜日

イカワタのパスタ


すっかり梅雨ですね。
体に纏わり付く湿気の感覚が服でも着ている気分です。

今日は六月も後半ですので、
旬のするめいかを使ってパスタにでもしてみましょうか。
今回はイカの本体だけじゃなく、
はらわたも使う大人の味ですよ。









材料

・するめいか 一杯
・イカワタ(するめいかから取れる内蔵)1〜2つ
・ニンニク ひとかけ
・万能ねぎ(今回はなかったので九条ねぎを使用)1〜2束
・鷹の爪 1つ
・オリーブオイル 大さじ1.5 
・醤油 大さじ2
・スパゲッティ 80g
・塩 親指大(大さじ1?)




1.お湯を沸かす
深手鍋に1Lの水を入れ、火にかけます。
沸騰したら塩を入れ、パスタを茹でて下さい。(*)

*この行は2以下と同時並行に行いましょう


2.ネギを切る
幅1〜3mmくらいの輪切りにしましょう。
切ったネギはザルにいれ水に晒しておきます。
盛りつけ前にしっかり水を切っておきましょう。


3.イカを捌く
イカの捌き方はこちらでマスターして下さい、わりと簡単ですよ。
ポイントは軟骨をしっかり抜き取る、くちばしを取り除く事でしょうか。
下の画像のように分割します。



鞘は1cmの輪切りに、げそは適当な長さに切ります。
取り出したワタは醤油に漬けておきます。
料理に使うのは鞘とゲソ、そしてワタですが、
未消化物と頭は別の場所に避けておきましょう、棄ててはいけません。
ここも後でしっかり利用しますよ。

4.ソース作り
まずはニンニクをみじん切りにし、
鷹の爪の腹を押しつぶすようにしてこすり、種を取り除きましょう。
鷹の爪を触った手で目をこすると大変な事になりますが、
人生に刺激が足りない方は是非、チャレンジしてみて下さい。

オリーブオイルを入れたフライパンにニンニクと鷹の爪をいれ火にかけます。

油から香りが立ちこめてきたら、鷹の爪を取り出します。
イカワタを入れ、潰すようにして炒め、
イカの鞘とゲソを入れたら火を止め、
余熱でイカを炒めます。
パスタが茹だる前に時間が余ったら
これでも歌って時間をつぶしましょうかね。
梅雨ですし。


5.合わせる
パスタが茹だったらお湯を切って、
フライパンにいれ、ソースと絡めます。
味が足りなければワタを漬けた醤油を少したらしましょう。
ソースが絡んだら、皿に取って、ねぎを乗せて完成です。



するめいかはアミなどを食べているのでしょうか、
なんだかエビの味がして、
香ばしいのが良いですね。
何より棄ててしまう人が多いワタを使っているので、
なんだかお得な気分です。

さて、食事を終えた所で、
台所に戻ってみると、
残されたイカの頭が仲間になりたそうな目でこちらを見ています。
今回はここもちゃんと使うんですよ。


食べ終わった皿にイカの頭を乗せ、
レンジでチンします。
そう、レンジを使ってこそ、当ブログなのですよ。

レンジの呼びかけ(チン!)に「はいはい」と相づちを打って、
(一人暮らしには貴重な会話です。)
開けてみるとこんな感じに。


お見苦しいのでまわりは隠しました。
これをね…


近所のネコにあげます


イカを使ったら頭をネコにあげるまでが料理ですよ。
無駄遣い、ダメゼッタイ。
だって猫かわいいんだもの。
しょうがないんですこれは。
こうやってね、少しずつ仲良くなっていくんですよ。
友達、あんまり居ないので。笑

さて、そんな具合にイカの頭もぺろりと食べてもらった所で、
今回はこの辺で。

皆さんもけだるい天気を吹き飛ばすような、
楽しいにゃんにゃんライフを過ごしましょ。

それでは。