2015年4月17日金曜日

そこには全てがある


後片付けは面倒なものです。

忙しい時にとりあえずご飯は作って食べたものの、

洗い物は出来ずにドタバタと家を出てしまう。



そんなこと、

よくありますよね。



…いや…たまにね

たまーにありますよね。



そんな日は帰ってくると、

キッチンにそのままに置かれた調理器具を見て

何ともうんざりしてしまいます。



とてもじゃないけれど

洗い物をして、

新しく料理をして、

また洗い物をするなんて…



せめて…


せめて…


出かける前に…

調理器具を…

水に浸けて…



…おかなくて良かったぁ!!!!

グッジョブ自分!

えらい!(だらしない!)

天才!(不潔!)




という訳で…

ずぼら飯、やってみよー!


使うのはこちら

・ミニトマト 8個

・茄子 1本

・新玉葱 1/2個

・使用済みフライパン 1つ

・チキンソテー 1/2人前

・パプリカ 赤・黄 少し

・お酒(調理用の日本酒)

・塩

・胡椒

・ご飯 1-2人分



まずは野菜を切りましょう。

ミニトマトは半分に、

新玉葱、パプリカは荒みじん、

チキンソテーも一口大に、

茄子は1cmの輪切りに。



さて、出かける前に使ったフライパンを火にかけます。

このフライパンはね

ふふふ…

ニンニクを擦り込んだ鳥もも肉を焼いたものなんです。


ニンニクともも肉の旨味!

鳥皮の脂!

それから塩胡椒が詰まった完璧の調味料!



そう…桜の下には死体が埋まっているように(?)

フライパンの底には全てがあるんです。

美味しいを構成する要素…全てがね!



はい、そんな訳で、

フライパンの上の脂が溶けたら

茄子と新玉葱を入れます。



2つの野菜に脂がからんだら調理酒投入。

フライパンの底にこびりついた旨味をこそげていきます。

この旨味、火が強いと焦げてしまうので、

最初は弱火でやるといいかもしれませんね。


旨味が十分に調理酒に溶けたら、

ミニトマトとパプリカを入れて、

煮ていきます。


ミニトマトがしんなりとしたら

ご飯と鳥ももソテーの残りを入れて、

塩胡椒少々。

ソテーの分を考えて、少しだけ。

水気がなくなるまで煮詰めます。


そうしたらはい、

パエリアみたいなのができました。






















味付けが最初からほぼ終わっているようなものなので、

かんたんかんたん。


ソテーの旨味に

野菜の甘みも加わって美味しい。


そのエキスを茄子がしっかり吸って、

噛むとジュワッと来るのがたまらん。



カレーの残りを鍋からこそげて作るピラフだとか、

お客さんには出せないけれど、

こういうのはなんだかんだで美味しいですよね。



ずぼら最高です。



ただね、

やっぱり食中毒が怖いので、

なるべく冬限定かな。


…なるべくね。



便利な魔法の言葉を叫んで締めましょうね、


さん、

はい、


自己責任!






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